母親学級〜指導案会議〜
先週の木曜日、
母親学級の指導案についての
合同会議が行われました。
会議の目的は、
それぞれの施設が作成した
母親学級の指導案について協議し、
より良くすること。
会場は母子大学病院ジャンエボリ。
参加者は約70名。
助産師だけではなく、
たくさんの方が参加する
とても大規模な会議になりました。
会議は9時開始予定だったので、
準備のために先輩ゆのさんと
8時に病院に到着して準備開始!
と思ったら、
首から下げていたはずの
わたしのスマホがない。
ガボンにきて1番焦りました。
準備諸々しないといけなかったのですが、
先輩が「探しに行っておいで!」
と言ってくださったので探しに行きました。
役立たずですいません。笑
これについてはまた後日語ります。
なんだかだあり9時半に再度会場に戻りましたが、まぁアフリカンタイムなのでまだ始まっておらず。
結局10時から会議スタート。
最初は母子保健局より
母親学級についてや、
妊婦健診、産後健診の回数について発表。
まずここから論議は超白熱。
当初は30分ほどで終わる予定の内容に
1時間半もかかりました。
意見は遠慮することなくガンガン発言する、
これは日本にはないところなので
わたしは好きです。
まぁ時間はかなり押しますけど。笑
で、やっと指導案の協議に入りました。
12施設中6施設は、すでに昨年
母親学級第1グループとして
たくさんの指導案を作成していたので、
今回は第2グループが指導案を作るにあたり
そのアドバイス役として置かれていました。
わたしの働くアケベ母子保健センターも、
前の記事で書いていた離乳食の指導案を
今回の会議で発表しました。
作成にあたりアドバイスをくださった
オカラ母子保健センターの助産師さんも一緒です。
アケベメンバー4人。
「まみは写真が好きね」
と言われながら撮った一枚。
アケベは
*2歳までの栄養
*離乳食
*こどもの歯磨き
の3つの指導案を作成し発表。
助産師のジョージナ
看護助手のソランジュ
堂々と発表してくれました!
参加した方々からたくさんの意見もいただき、
より良い指導案になったと思います。
日本にはない内容の指導案もあります。
マラリアの予防や
エイズの母子感染について等など。
アフリカならではですね。
合間に、
骨盤底筋群スペシャリストの
助産師さんの講義もありました。
盛り上がりました。
あと、妊娠中の性行為についての指導案。
この時も盛り上がりました。
助産師はこういう話が大好きな気がします。笑
最後はガボン支所の米崎所長からの
ご挨拶もいただき、
15時半終了予定だった会議が終わったのは
結局18時過ぎでした。
アケベのみんなもへとへとのようでしたが、
「疲れたけど、明日ちゃんと仕事来てね!」
と言って別れました。
言わないと次の日来ないから。笑
実はこの会議、昨年も参加しましたが、
規模がさらに大きくなり、
企画・運営をされた母子保健局配属の
助産師ボランティア先輩お二人は
すごい労力を要したと思います。
こんなすごい会議をされたお二人には
尊敬の気持ちしかありません。
本当にお疲れ様でした!
右から、
母子保健局のゆのさん、純子さん
アケベ母子保健センターのわたし
ザイヨン保健センターのあやねぇ
自分以外に3人も助産師がいて頼もしいです!
今後は作った指導案をまとめて
一冊の本にするそうです。
楽しみだなー!
お昼ご飯前に撮った集合写真。
みんなお腹空きすぎてたのと、
もともと自由なアフリカ人なのとで、
幼稚園児並みに言うこと聞いてくれず
撮るのが大変でした。笑